『本棚にもルールがある ―ずば抜けて頭がいい人はなぜ本棚にこだわるのか』

2018年8月19日日曜日

ミニマリスト 読書術 本の紹介(1冊)

t f B! P L
書評を書く練習。

今回はダイヤモンド社から出版されている成毛眞著の『本棚にもルールがある ―ずば抜けて頭がいい人はなぜ本棚にこだわるのか』を紹介します。



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みなさんは読み終わった本をどうしていますか?
本棚にしまっていますか?


著者は「はじめに」で読んだ本をどうするかに頭を悩ませた結果、「読んだ本をすべて本棚に並べるのは無理」という答えにたどり着いたそうです。

当たり前なことが書かれていますが、ボクは「あっ、そうか!どうしよう…」と思いました(笑)
読みたい本は無限にあるけれど、本を置くスペースは有限なんですよね。
今まで読みたい本のことばかり考えていて、本棚のスペースはあまり考えてきませんでした…(^_^;)



本の読み方に関する本は数多く出版されていますが、本書はその読んだ本を本棚にどのように整理していくのかという点について話しています。


アマゾンで「本棚」についての本を検索して見たところ、「本屋や図書館の美しい本棚図鑑」のような本は数冊ありましたが、「自宅の本棚」をテーマにしている本はどうやらこの一冊らしく、珍しい内容になっています。
後半では、「本の買い方、読み方」や「書評の書き方」も書かれており、参考になりました。実際に「書評の書き方」の章を参考にして、この文章を書いてみました。


どう本棚を整理するかということで、「見やすいこと」や「余白をつくる」などいくつかポイントが書かれていました。


その中で、一番共感したところが、本棚を

①買った本を置く本棚
②読み終えた本を置く本棚
③良く使う資料を置く本棚
+売りにいく本を入れる箱
に分類しているところ。

ボクも自然と似たような感じになっていて「おおっ!」と思いました(笑)


それぞれ、
①は買った本を寝かせて積んでいく。
②に置く本は「面白い」「新しい」「情報量が多い」の基準で選ぶ。
③は資料的価値のある本をタワーにする。辞書や事典、年表、名言集などを並べる。
の点が勉強になりました。


③の本棚はボクの場合は、今まとめたい情報を含んでいる本を置く本棚になっているので、著者の主張と少し違っています。
著者の③の本棚には変わった図鑑や日本史、世界史など、「自分の知らないことが知れる」本が並んでいるそうです。
真似してみようかな。



実は、著者の本を読むのは2冊目。1冊目は『本は10冊同時に読め!』でした。
また、書評サイト「HONZ」を開設した方だったんですね。
とても参考になるサイトですけれど、サーバーが重いので、たまに利用して掘り出し物を見つけています(笑)
本書は本文中で紹介された本をコラムで紹介していたり、著者の本棚の写真もカラーで載っていたりして、見やすく真似がしやすいな、と感じました。

本棚のポイントの一つに「情報のアップデートがあるノンフィクションの本を本棚に並べよ」とあるので、小説やマンガを中心に読む読者ではなく、ビジネス書やサイエンス書を中心に読む読者を想定に書かれていると考えられます。
ビジネス書やサイエンス書を中心に読む方で本棚を持っている方におすすめします。
これと同時にメンタリストDaiGoさんの著の『人生を思い通りに操る 片付けの心理法則』も本棚の整理に役立つので、おすすめです!


本棚について書かれた本が少ない中、良く整理して書かれた本だと感じました。
読む人によっては、知っている部分や当たり前だと思う部分も多いかもしれません。
しかし、その分、参考になりそうという部分は既にしていることをちょこっと変えるだけで出来るのではないかと思いました。
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どうでしたかね?

初めて書くので下手さが自分でもわかるのですが、生暖かい目で読んでいただけると幸いです。


ここまで読んで下さり、ありがとうございました!

自己紹介

あっきー

大学4年間で1,000冊読了。このブログでは、心理学、生き物などのオススメ本について紹介していきます。

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