職業人生は2回ある『未来の働き方を考えよう』

2019年1月25日金曜日

本の紹介(1冊)

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『未来の働き方を考えよう』(ちきりん)を読んだので、書評をします。

本書は有名ブロガーのちきりんさんの働き方に対する独特な考え方が書かれており、これから就活をする身としては非常に参考になりました。

おもしろかったところ

会社を辞める率

2012年10月に厚生労働省が発表した「新卒学生の3年以内の離職率」では、28.8%の人が最初に入った会社を3年以内に辞めているそうです。

「職業を選択する機会は2回ある」と考える

ちきりんさんは本書で初めて就職するときから「もう一度就職をすると考えよう」と提案しています。
つまり、40年働くとすると、その期間を20年づつに分け、大体40代でもう一度就活をしようということを提案しています。

この提案には、

  • 1回目の就活でずっとここで働くと思わなくて済む
  • 1回目の就活で周りから逸脱して起業するなどのリスクを取らず、2回目の知識と経験、お金がたまったときに20代のときにはリスクになっていた選択をすることもできる

というメリットがあります。

自分の好きな働き方はやってみないと分からない

学生のときは「○○になりたい」と思って、働き始めてみても、実際には1つの職業にも多くの働き方があることを働いてみてわかることがあるそうです。

感想

本書を読んで、3年以内に辞める人も5人に1人いるみたいだし、3年以内にやめなくても20年経ったら辞めるだろうし、働いてみないとわからないこともあるだろうし…1つの企業に人生を捧げなくてもいいんだなと思いました。
なんか就活に対する心が軽くなった気がします(笑)

自己紹介

あっきー

大学4年間で1,000冊読了。このブログでは、心理学、生き物などのオススメ本について紹介していきます。

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