『死ぬこと以外かすり傷』の書評

2019年1月27日日曜日

本の紹介(1冊)

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『死ぬこと以外かすり傷』(箕輪厚介、マガジンハウス)を読んだので、書評をします。
本書は著者が違う人だったら、よくある自己啓発書だったなぁと思いました。

著者

著者は幻冬舎の編集者で、この著者が編集した本は『多動力』、『お金2.0』、『日本再興戦略』など多数のヒット作を編集しています。

内容

本書の内容は著者が普段からどのように考えながら生きてきたのか経験をもとにして書かれています。

おもしろかったところ

おもしろかった、共感したところを3つ紹介します。

編集者は本をつくる過程で激変するレベルで成長できる

編集者は本をつくる過程で著者と多くのことを話し合います。
その過程であらゆるジャンルで活躍している著者たちの才能を吸収することができるそうです。

うらやましいですねぇ

会社の文句を言うサラリーマンが信じられない

著者は幻冬舎にお金を払ってもいいぐらい働きたいそうです。
会社にとても感謝しているとのこと。

そんな会社に巡り会いたいな、と思いました。

インドでは「あなたもダメなのだから、人のダメなところも許しなさい」と諭す

という言葉が著者は好きだそうです。

確かフランス?でも「人に迷惑をかけてもいいから、人に迷惑をかけられるのも許しなさい」みたいなことが言われているのだとか。
日本の人に「迷惑をかけないようにしなさい」より、なんかいいですねぇ。

感想

最近、科学的根拠のない自己啓発書って苦手なんですよ。
科学的根拠のない思考が頭にこびりつくのがイヤだ…。

でも、本書を読んで「そもそも成功している人って自分の行動を論文を読んで科学的に正しいと証明しようとは思わないよなぁ」ということに気づきました。

あと、著者は幻冬舎の編集者なのに、マガジンハウスから出ているのはどうしてなんですかね?


自己紹介

あっきー

大学4年間で1,000冊読了。このブログでは、心理学、生き物などのオススメ本について紹介していきます。

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