みんなが読んでなさそうだけどオススメの本3選

2019年1月28日月曜日

本の紹介(複数冊)

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質問箱で以下のような質問をいただきました。


ありがとうございます!

オススメの本を10冊という質問だったのですが、文字数の関係もあって「何々の人にオススメ!」と書けなかったので、万人にオススメの本を紹介しました。
でも、万人にオススメの本ってなかなかないんですよね…。
なので、10冊ではなく、6冊の紹介でした。

今回はそのうちの読んでいる人少なそうだけれど、オススメの本を紹介します。

<図解>「絶対記憶」メソッド/小田全宏

本書は、「イメージ連結法」という覚えることのイメージをくっつけていって覚えていくという記憶法を紹介しています。

例えば、「りんご→警察官→あり→カーテン→本」を順番に覚えたいと思ったら、

  • 警察官が大きなりんごを芋虫のように食べているイメージ
  • 大きなアリが警察官に食べられているイメージ
  • たくさんのありがカーテンを登っているイメージ
  • カーテンがたくさんの本で作られているイメージ

というように前の言葉と次の言葉をイメージでつなげていきます。

本書では、この方法で100個の単語を順番に覚えていこうというのが目的になっています。
実際に私も試してみましたが、できるようになりました。

「今まで字で覚えていたけれど、脳ってイメージの方が覚えやすいんだなっ!」と思いました。
脳の使い方が変わること間違いなしなのでぜひ読んでみてください!

本書は以下の記事でも紹介しました。
100冊以上読んだ勉強法に関する本の中でオススメの本を紹介してみる。記憶術編

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音とことばのふしぎな世界/川原繁人

本書の音象徴の話がとても面白いんですよ!
音象徴とは「音ってイメージがあるよね」という意味です。

例えば、ぐにゃぐにゃな図形ととげとげの図形があって、片方が「キキ」、もう一方が「ブーバ」という名前のとき、どちらの図形がどちらの名前だと思いますか?


このような質問をされたとき、多くの人はぐにゃぐにゃの図形が「ブーバ」、とげとげの図形が「キキ」と答えるそうです。

「名は体を表す」という言葉が示すように音はモノの性質や形を表しているのでは?という研究が音象徴という言葉を中心に行われています。
「言葉にはイメージが伴うよ」ってなんだか言霊みたいで非科学的に感じる方もいるかもしれませんが、実際にちゃんと研究もされていますし、結構おもしろい研究も多いので、ぜひ読んでみてください!

この著者の本は、以下の記事でも紹介しました。
同じようなテーマの本なので、本書が気になった方はこの記事で紹介いている本もおもしろいと思うはずです。
怪獣の名前ってガギグゲゴが入ってるのはどうして?「名は体をあらわす」について書かれた本2選

カタツムリの謎/野島智司

カタツムリを見るのが苦痛でたまらないって方以外にオススメの本です。
私は本書を読んでカタツムリのおもしろさに気づき、実際に自分でも飼ってみるところまで行きました。

身近な生き物だけれど、意外と知らないカタツムリの生態についてわかりやすく書かれているので、一度読んでみてはいかがでしょうか?


自己紹介

あっきー

大学4年間で1,000冊読了。このブログでは、心理学、生き物などのオススメ本について紹介していきます。

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