女性が命令形を使っていると違和感を感じるのはどうしてなのだろう

2019年1月10日木曜日

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以前、ツイッターで、「やめろ」と「やめてください」、どちらが男性が言いそうで、どちらが女性が言いそうかアンケートを取りました。




協力してくださった方々、ありがとうございます。
今思うと、答えてもらう言葉は「~しろ」と「~しなさい」にすればもっと欲しいデータに近かったなと思いました。

この結果からわかることは、やはり私が思っていた通り「やめろ」が男性で、「やめてください」は女性が言いそうなのだなと思っている人が多いということが分かります。

興味深いのは「やめろ」と言っているのは女性だと思うという項目に、1票も無かったことですね。やはり命令形は女性は使わないというイメージがあるのでしょうか。
まあ、母数が少ないので、もっと多くの人が投票するとどうなるのかは分かりませんが…。

どうして女性は命令形を使いにくいのか?

最近読んだ『ここからセクハラ!』という本には「現代の日本語では女性には命令形で言葉を発するのはとても難しい。」と書かれていました。
もし、現代の日本で命令形を使おうものなら、その女性はヒステリックで非常識な人とみなされてしまう世の中だそうです。

これは、日本語の問題ではなく、「良妻賢母」の考えが近代化に伴い広まってきたためだそうです。
この考えにより、女性は丁寧で控えめな物言いが「女が話す言葉だ」として教え込まれました。

近代化の前はというと、江戸時代の女性は男性に対しても「お前」と呼ぶような会話が多くされていたそうです。

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参考にした本


女性の中にはセクハラされても和を乱さないために嫌がっていないフリをする人もいると書かれていて、「研究室にいるあの子も、もしかしたら嫌なことがあってもうまく流してるだけなのかなぁ」と思いました。
私は空気を読まない性格のなので、嫌なことはズバズバ言ってしまうタイプなので、空気を読んで言えない人もいるんだということがよくわかったので読んでよかったです。

自己紹介

あっきー

大学4年間で1,000冊読了。このブログでは、心理学、生き物などのオススメ本について紹介していきます。

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