目次
- 昭和の道
- 狂犬病ってなんだろ?
- くわえタバコをする先生もいたんだって!
- 団地に住むのがトレンドだった時代
- 感想
- 今回紹介した本
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昭和の道
昭和の道路は未舗装で、人や馬が通っていた道を車が通っていたので、道はクネクネで道路ぎりぎりに店舗や民家が立ち並んでいたそうです。
車が跳ね飛ばした石が民家のガラスに当たって割れることもしばしばあったみたいな。
静岡県が公開している1960年の映像ニュースでは、国道沿いの豆腐店では何度もトラックに突っ込まれていたので自前のバリケードを設置していたことが取り上げられているそうです。
現代のガラスは石がぶつかっただけでは壊れないそうですが、昔は割れやすかったんですね。
『ドラえもん』の空き地で野球をしていたらボールが雷おじさんの家のガラスを割ったという話を思い出します(笑)
狂犬病ってなんだろ?
「狂犬病」ってよく聞きますが、どんな病気なのか今まで知りませんでした。
イヌなどの動物に噛まれると狂犬病に感染し、すぐにワクチンを打てば発症は抑えられるらしいですが、効果的な治療法は現在もなく、100%死ぬ病気だそうです。
日本では人は1956年、動物では1957年のネコでの発生を最後に発生はしていません。
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くわえタバコをする先生もいたんだって!
今ではタバコは害のあるもので吸う人にとっては居心地の悪い世の中なのかなぁと思います。
しかし、昭和ではタバコはおしゃれで、吸えないのはかっこ悪いことでした。
今は、喫煙席と禁煙席で分かれているレストランや食堂がほとんどですが、昭和では分かれていませんでした。
他にも、タバコを吸いながら診察する医師や、映画館のスクリーンが煙って見えたりもしたのだとか(笑)
今は未成年はタバコを変えませんが、著者が子どものときは父の誕生日にタバコを買いに行って「えらいね」と褒められたそうです。
なんと学校でも、小学校の先生がくわえタバコをしながら授業をしていたこともあったそうです。
職員室もタバコの煙が漂っていたのだとか。
それって、ぺろぺろキャンディーなめながら授業をするのとイコールなのでは??と思うとかっこ悪く思えてしまいます。
先生がタバコを吸っていたから学生も早弁をしやすかったかもしれませんね。
団地に住むのがトレンドだった時代
戦後、住宅難が10年以上続いていたそうです。
そこで、1956年から団地が建てられ始めます。
はじめて建てられた団地は大阪府堺市の金岡団地です。その団地は東大の先生によって原案が考えられた、最先端の技術が使われていました。
金岡団地は、玄関ドアのシリンダー錠と浴室付きでした。
昔のカギは簡単な構造だったので防犯性が低かったそうです。
団地では多くの人が住むため、防犯性を高めるためにシリンダー錠が使われました。
また、家風呂があるのも当時は少しだけだったそうです。
他にも台所と食道が一緒になったダイニングキッチン、水洗トイレも当時は一般化されていませんでしたが、団地に取り入れられました。
洋式トイレが導入だれたのは、スペースの問題からです。和式トイレは70センチの幅が必要なのに対して、洋式トイレは45センチあればよいのです。
しかし、洋式トイレはお尻を便座につけなければいけないので、当初は抵抗があったみたいです。
感想
他にも面白い昭和の話がたくさん載っているので、興味があれば読んでみることをオススメします!