【まとめ】多くの人が考える「人生を変えた本」はどんな本なのか?

2018年10月19日金曜日

考察

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こんにちは。
書評ブロガーのあっきー(@AKKI_BOOK)です。

2018年10月18日(木)に『アウトプット大全』(樺沢紫苑、サンクチュアリ出版、2018)に関連した企画がありました。
その企画とは、ツイッターで「#お題でアウトプット」をハッシュタグにして、「自分の人生に影響を与えた本」をツイートするという企画でした。

ボクもギリギリに参加してボクの人生を変えた6冊も紹介しました。
1冊写っていませんが、下の写真がボクの人生を変えた本です。

この企画に参加されていた人たちのツイートを全て読んだところ、「人生に影響を与えた本って分類できそう…」と思ったので、今回の記事ではその分類をしていきます!

目次、かつ分類

1. 本が直接、人生に影響を与えたという人たち
(1)本を読んで考え方が変わった人
(2)本を読み、じっくり考えることで変わった人
2. 本が間接的に人生に影響を与えたという人たち
(1)人に出会って変わった人
(2)本の内容を実践して変わった人
(3)本を装飾品として身につけて変わった人
(4)本で学んだ知識を試験に使って変わった人
(5)本を更に読むようになった人
(6)自分で本を書いた人

1. 本が直接、人生に影響を与えたという人たち

これは、「その本を読んだ」という経験のみで人生が変わったパターンです。
以下の2つに分類できると思いました。

(1)本を読んで考え方が変わった人

この「本を読んで考え方が変わった人」という分類は、さらに「本全体を読んでハッとした人」と「本に出てくる一文を読んでハッとした人」に分かれると思います。

具体的には、「本に書かれている内容を知って考え方が変わりました」という本全体を読んでハッとしたというツイートや、「本に書かれているこの言葉を読んで、心がすっと軽くなりました」という一文を読んでハッとしましたというツイートがありました。

この分類に関わっている本は、自己啓発や小説が多いと思います。
『人を動かす』とか『道が開ける』とか

ボクの場合だと、『マンガでやさしくわかる認知行動療法』がこの分類に当てはまります。
本書を読んで、考え方が一変しました。

「本の一文を読んでハッとする経験」は、カウンセラーや友達への相談のときにかけられた一言でハッとなったという経験と似ていると思います。

(2)本を読み、じっくり考えることで変わった人

この人たちは、「本を読んだ経験」にプラスして「深く考えた経験」があって、人生が変わった人たちだと思います。

「小説を読んで、衝撃を受けて、うんうん考えて辿り着いた答えが人生を変えました!」のように人生に影響を与えたというツイートがありました。

2. 本が間接的に人生に影響を与えたという人たち

これは、本を読んだ後に行動を起こして人生が変わった人と、(本を読んではいないけれど、)本に関わることで人生が変わった人に分かれると思いました。

(1)本の内容を実践して変わった人

今回の企画に関するツイートでは、「本の内容を実践して、人生が変わりました!」という類いのツイートをしている方が非常に多くいました。
小説よりもビジネス書の方が実践しやすいことがはっきりしているので、ビジネス書が多くツイートされていると思います。

また、今回の企画には『アウトプット大全』を読んでいる人が参加しています。
本書を読む人の多くは、ビジネス書を中心に読む人たちなので、「ビジネス書で人生が変わった」というツイートが多くなるのかと思いました。

ボクもビジネス書である『神・時間術』や『スタンフォード式 最高の睡眠』の内容を実践して人生が変わりました。

(2)人に出会って変わった人

本から、「こんな素晴らしい人がいるんだ!」と知って、その人についてもっと知ることで人生が変わるパターンもあります。
ここでいう「人」というのは、著者、本の中に出てくる偉人、小説の人物を指します。
ボクの場合は、『自分を操る 超集中力』(メンタリストDaiGo)が今回の分類に当てはまります。
本書の内容の実践もしましたが、本書はDaiGoさんのことをよく知るきっかけになったという面が大きいので、この分類になります。

「本の中に出てくる偉人、小説の人物を知ることで人生が変わった!」とツイートしている方は見かけませんでしたが、彼らを知ることで人生が変わった人もいると思います。

(3)本を装飾品として身につけて変わった人

この分類が表現がしづらいのでアイドルのライブを例にしてみます。

例えば、ライブを見に来たオタクがそのアイドルのグッズを身につけるとします。
すると、グッズを見た他のオタクが「あいつは仲間だ」と思い、声をかけてくれます。
このように他のオタクに声をかけられ、アイドルオタクの集団の仲間に入ることで人生が変わったオタクもいると思いました。

以上の例のように、グッズではなく本を持っていることで仲間になれたということで人生が変わった人も存在すると思います!

ボクの例でいうと、『アウトプット大全』がこの分類に当てはまりました。
本書の写真を撮ってツイートすることで樺沢先生を好きな人たち、本が好きな人たち、アウトプットをして成長する人たちの仲間になれたと思います。
さすがに少し特殊な分類だと思うので、ボク以外にそういうツイートをしてる人はいませんでした。

(4)本で学んだ知識を試験に使って変わった人

この分類に当てはまる本は教科書や参考書が多いです。

例えば、教科書で大学入試の知識をしっかりと身につけ、大学に合格すれば人生は変わります。
また、勉強をしてセミナーや本を出せば有名になったり、お金が増えたりすることで人生が変わるのかなーと思いました。

ボクの場合だと、大学受験で使った参考書は今の大学に入るために必要だったので人生を変えてくれました。

(5)本を更に読むようになった人

「この本がきっかけで活字に慣れました!」とか「本が好きになった一冊です!」のように、読書好きになったきっかけの本が人生に影響を与えたとツイートしている方もいました。

(6)自分で本を書いた人

自分で本を出すのは人生のビッグイベントですよね。

「この本を書いて人生が変わった!」「この本に携わりました!」のようなツイートもありました。
ボクも本を出して人生変わりたい(笑)

まとめ

以上、「人生に影響を与えた本」=「人生を変えた本」という解釈で分類してみました!

最後に、110のツイートの分類を表とグラフにまとめたいと思います。



以上のようになりました。
表の結果からは、「本を読んで人生を変えたいなら、考え方を変える本を読め!そして実践しろ!」という結論が得られそうです。

自己紹介

あっきー

大学4年間で1,000冊読了。このブログでは、心理学、生き物などのオススメ本について紹介していきます。

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