先延ばしをどうしてしまうのか、どうしたらやめられるのかを解説した本です。
第1章から第3章までが先延ばしの理論、先延ばしをどうしてしまうのか、すぐやることのメリット、第4章、第5章がすぐやるには具体的に何をすればよいか?の説明でした。
私は、具体的な先延ばしの解決方法を知りたかったので、その部分が総ページ数の半分以下しかなかったのはちょっと残念でした。
けれど、他の本にはあまり書かれていないことが多くあったので、とてもためになったと思います。
あとは、装丁が表紙もだけれど、中身ももっとよくできたのではないかなと思いました。
実践していること
さて、読んだのが発売してすぐだったので、発売して2週間ぐらい経ったと思います。
読んですぐに実践できることをいくつか試してみました。
難しいタスクは1日のいちばん最初に行う
新しい習慣を身につけたいときや、新しいことを始めたいときは朝にすると他の時間帯より三日坊主になりにくいそうです。
ということなので、最近は朝にHIITという運動をしたあと、ブログを書くことにしています。
たまに、HIITを朝にしないと本書が言っているようにやる気が全然起きないことがわかりました。
また、ブログも午前中に書かなかったときは午後にだらだらと「しなくちゃー」って思いながら、普段よりも長い時間がかかってしまいました。
本書以外にも「朝は大事!」と言っている本はありますが、改めて朝の時間が大事だと実感しました。
先延ばしで「心待ち」を楽しむ
このことは逆に先延ばしをした方が良いこともあるという説明をしている部分に書いてありました。
本書で紹介されている研究によると、旅行などの楽しみなことの2ヶ月前から終わった2週間後まで幸福度が継続するらしいです。
ちょうど読んでいたときに大阪に遊びに行っていたので、遊び終わって2週間、「楽しかったな~」という気持ちが続くかやってみました。
やってみて思ったのは、思い出すことって大事なんだなということ。
今までは何か楽しいことを経験しても、「あの日は楽しかったな~」と思い出すことはあまり無かったのですが、2週間以内だと楽しかったこともよく思い出せることがわかりました。
3週間経っても結構思い出せます。
あと、楽しいことの2ヶ月前から幸福度が継続するということなので、何か買いたいものがあったときは、2ヶ月待とうと思います。
楽しみな気持ちでいられるし、待つ間にいらないと気付けるかもしれないし、一石二鳥な方法だと思います(^_^)v
まだ実践していないけれど、実践したいこと
・すぐ動ける環境をつくる
習慣の本にも、やめたいことがしにくい環境、やりたいことがすぐできる環境をつくることが大事と書かれていますが、先延ばしにも環境は効くんですね。
・「先延ばし日記」をつける
先延ばししたことの記録をつけることで自分の先延ばしの傾向がわかってくるみたいです。
これも、習慣の話で、日記をつけて「何がやめたいことのきっかけになっているのか」を知れるよーという話に似ていますね。
この2つをまずは実践していきたいと思います。