私が通っていた高校では、大学受験が近くなると、よく学年集会で「受験は団体戦です!」という言葉をよく聞きました。聞かされました。
当時は、「まあ、受験は団体戦なんてよく分からないけれど、みんなでがんばろうねってことでしょー」みたいに思っていました。
そんな「受験は団体戦」という言葉には科学的に3つのメリットがあるみたいです。
1. 帰属欲求が勉強のモチベーションを上げる
人には、帰属欲求というあるグループに属していたいという欲求があります。
「この集団にいたい」という欲求が、勉強するモチベーションになります。
また、自分はどこにも属していないと感じている生徒ほど、モチベーションが低く、テストの点も低くなるらしいです。
「受験は団体戦」と考えることで、「この学校に自分は属しているんだ!」と思って、モチベーションも点数も上がりそうです。
2. 友達がいるとテストの点が上がる
不安を感じている生徒は親しい友人がいるほどテストで良い結果を出すということもわかっているらしいです。
友達はテストの点数も上げてくれるんですね。
受験生である高校3年生に体育祭や文化祭があって、「時間の無駄じゃないかー。勉強したいー。」と思っていましたが、それらの行事はクラスメイトと仲良くなってテストの点数を上げる機会だったんですね(?)
3. 努力は伝染する
2016年にこんな実験がありました。
2人の参加者(AとB)が共同してタスクを実行します。このとき、参加者Aのみのタスクの難しさを簡単なバージョンか難しいバージョンに操作しました。この操作は参加者Bのタスクには関係ありませんが、参加者Aが簡単なバージョンのタスクを実行したときと比較して、困難なバージョンの場合、Bはより努力をしました。
「この集団にいたい」という欲求が、勉強するモチベーションになります。
また、自分はどこにも属していないと感じている生徒ほど、モチベーションが低く、テストの点も低くなるらしいです。
「受験は団体戦」と考えることで、「この学校に自分は属しているんだ!」と思って、モチベーションも点数も上がりそうです。
2. 友達がいるとテストの点が上がる
不安を感じている生徒は親しい友人がいるほどテストで良い結果を出すということもわかっているらしいです。
友達はテストの点数も上げてくれるんですね。
受験生である高校3年生に体育祭や文化祭があって、「時間の無駄じゃないかー。勉強したいー。」と思っていましたが、それらの行事はクラスメイトと仲良くなってテストの点数を上げる機会だったんですね(?)
3. 努力は伝染する
2016年にこんな実験がありました。
2人の参加者(AとB)が共同してタスクを実行します。このとき、参加者Aのみのタスクの難しさを簡単なバージョンか難しいバージョンに操作しました。この操作は参加者Bのタスクには関係ありませんが、参加者Aが簡単なバージョンのタスクを実行したときと比較して、困難なバージョンの場合、Bはより努力をしました。
この結果はお互いの作業を見ていても、見ていなくても変わらず、参加者Bは参加者Aが難しい作業をしているときにより努力をしました。
私は協調性がないのですが、休日は勉強をしに学校に行ってたので、団体戦の恩恵を受けてたかもですね。
ありがたや〜
参考文献
・アーリック・ボーザー『Learn Better』2018, 英治出版, p.55,56
私は協調性がないのですが、休日は勉強をしに学校に行ってたので、団体戦の恩恵を受けてたかもですね。
ありがたや〜
参考文献
・アーリック・ボーザー『Learn Better』2018, 英治出版, p.55,56