海外の教科書の良さを紹介してみる。

2018年11月14日水曜日

考察

t f B! P L
AとB、一方が日本の高校の生物の教科書の目次で、もう一方が海外の大学生用の生物の教科書なのですが、どちらが日本の教科書かわかりますか?
A

B

日本の教科書はAで、Bが海外の教科書です。

だいぶ目次の書き方が違っています。
Bの海外の教科書は大目次のみが書かれたページと小目次も書かれたページがあります。画像は小目次も書かれたページです。

日本の教科書は「タンパク質の構造と性質」のように文章になっておらず、「どんな構造?」「どんな性質なの?」のようなことが気になりますが、海外の教科書は「タンパク質の構造と機能」の目次がBのように文章で書かれています。

目次を読んだだけで、どんな構造でどんな性質を持つのかわかり、知らない用語がどのくらいあるかも把握できるのです。
それぞれの目次がその内容を要約した1文になっているので、目次を見るだけで前後の内容との関係もわかりやすくて、これだけで勉強になるのはいいなぁと思いました。
ただ、高校と大学で内容の詳しさは違いますし、ページ数も海外の教科書のが多くなっているので、単純に比較するときには注意が必要ですが、海外の許可書の方が親切だなという印象を持っています。


引用文献
『もういちど読む 数研の高校生物 第1巻』(2012)数研出版
『Essential 細胞生物学(原著第3版)』(2011)南江堂

自己紹介

あっきー

大学4年間で1,000冊読了。このブログでは、心理学、生き物などのオススメ本について紹介していきます。

健康・生活

QooQ