本書はHSPという生まれつき物事に対して敏感な人がラクに生きる方法について書かれています。
今回は、本書に書かれていたHSPとは何かについて書いていきます。
目次
- 「生まれつき敏感な人」は5人に1人
- 敏感な人とそうでない人には脳に差がある
- HSP診断テスト
- 感想
スポンサーリンク
「生まれつき敏感な人」は5人に1人
HSPの敏感な性格は今まで、「気にしすぎ」「まじめすぎる」など、個人の性格だと誤解されてきました。しかし、エイレン・アーロン博士の行った調査により、「生まれつき敏感な人」は5人に1人の割合で存在することが分かりました。
この敏感であることの割合は、ヒトだけでなく、ネズミ、ネコ、ウマ、イヌ、サルでも全体の15~20%に収まるそうです。
敏感な人とそうでない人は脳に差がある
生まれつき敏感な人はそうでない人に比べて脳の神経システムに差があることが分かっています。ハーバード大学の心理学者であるジェームズ・ケイガン氏の調査では、赤ん坊のころに刺激に対して敏感に反応する人は、大きくなっても敏感に反応するそうです。
また、ストレスにさらされたときに神経の高ぶりに関連する物質であるノルエピネフリンや、警戒のホルモンであるコルチゾールも敏感な子どもは多く分泌されます。
スポンサーリンク
HSP診断テスト
本書にはHSPのテストがついています。やってみたところ、自分はHSPではありませんでした。
本書でなくても、HSPの診断ができるサイトがあります。
HSP診断テスト
こちらの方が問題数が多いです。
こっちの結果は中程度のHSPでした…。
感想
HSPについて知ろうと思って、本書を読んだんですけど……HSPって内向型と同じじゃない???って思いました。似ているところが多すぎる…
この記事で書いた赤ん坊のころから敏感だという話は内向型の本にも出ていたし…
そんな感じで調べてみたらこんな記事がありました。
HSPと内向型の見分け方まとめ【共通点も違う点もあり】
どうやら人の気持ちに敏感に反応しやすいか、体調に変化が出やすいかがHSPと内向型の違いになるそうです。
HSPのが内向型より重そう…
個人的にはこういう性格と障害(今回は障害ではないけど)の境目はどんな感じかわかる本が好きです。