『メモの魔力』を読みました。
ツイッターでフォローしている方、読んでいる方が多いので、気になっちゃいますよね(笑)
ツイッターをやっていると、ある本が何回も流れてきて、だんだん気になってきますね笑— あっきー@目標1000冊! (@AKKI_BOOK) January 11, 2019
メモの魔力が何回も流れてきて、
「メモの本かぁ、でもどうせ類似本と同じような内容でしょ」
→「なんでそんなに人気なの?」
→「えっ、この人もあの人も読んでるじゃん」
→「ツイッター見てなくても気になる」
メモの魔力、注文した😆— あっきー@目標1000冊! (@AKKI_BOOK) January 15, 2019
土曜日までによめるといいなぁ
水曜日の夜に2時間で読みました。
朝だったら、もっと早く読めたことでしょう。はやさが大事ってわけではないですけれど。
その後、ブログに書こうと思い2回読みました。
本書の内容は他のブログにも書かれていると思いますので、今回はこのアイデアってあの本と似ているなぁと思ったことを書きます。
目次
- メモを書くことで成功するのか?
- 『具体と抽象』
- 4色ボールペンと3色ボールペン
- 本書の感想
メモを書くことで成功するのか?
本書の著者は内容から察するにメモをたくさん書くことで成功したのだなと思いました。では、他の人はメモを書くことで成功するのか?
科学的な答えはわかりませんが、『直観力』(メンタリストDaiGo、リベラル社)には179ページに以下のことが書かれていました。
成功したビジネスマンや大きな成果を上げた科学者などに「成功の秘訣」を聞くと、ほとんどの人から「なんでもメモする」という答えが返ってきます。(中略)『思考は現実化する』にも成功者の共通点の1つとして「自分の判断や決断、目標などを紙に書き記して可視化する習慣」が挙げられています。成功者の多くがメモをしていると知るとメモをしたくなりますね。
『具体と抽象』
本書の中でも紹介されていましたが、細谷功著の『具体と抽象』の考えが本書の根底にはあるように感じました。- 具体的なことを抽象化して他のことに転用する。
- メモによって話を構造化する。
など、似ているなぁと思ったところが多々ありました。
4色ボールペンと3色ボールペン
本書では、メモを取るときに4色ボールペンを使うことをオススメされていました。それぞれの色の役割は
- 黒…事実
- 赤…最重要なこと
- 青…やや重要なこと、引用、参照
- 緑…主観的な発想
です。
このことを読んでいて、斎藤孝先生の「3色ボールペン」を思い出しました。
3色ボールペンとは、
- 赤…最重要なこと
- 青…やや重要なこと
- 緑…面白いと思ったこと
と色分けして書いたり、本に線を引く方法です。
なんだか似ていますね。
『メモの魔力』には本の読み方は書かれていませんでしたが、4色で読書をしてみるのもいいかもしれません。
本書の感想
本書を読むまでは「メモの話がどうしてこんなに売れるのだろう?」と思っていました。読み終わってみると、売れる理由もわかる…とは正直思わなかったです。
内容は今までのメモについて書かれた本に「メモで夢をかなえられる」「就活で使える」という内容が付け加わった感じなのかなと思いました。
著者と編集者が話題性のある人だから、売れたのかな?
あと、気になったことが一つ。
本書の40ページにノートを見開きで使う理由の一つに以下のことが書かれていました。
左側に左脳的な「事実」、右側に右脳的な「発想」、という具合で、脳の使い方によって切り分けをする狙いもあります。つまり、脳の構造に沿ってメモを書く場所を分けるのです。これによって、脳のポテンシャルを最大限に引き出します。ここを読んで右脳・左脳の話に懐疑的な私は「ん~」と思ってしまいました。
まず、右視野で見たことは左脳に、左視野で見たことは右脳に伝わるので、左側に書いたことは右脳に伝わっちゃうじゃないかなぁと思ったり。
でも、まぁ、右脳と左脳の両方を使って情報を処理するので、関係ないのかなぁと思ったり。
最後に悪口みたいになってしまったのですが、本書の内容は積極的に活用していきたいと思います。
就活もあるし………1000問…やる…?
前田裕二 幻冬舎 2018年12月24日