どうして紫外線を浴びるとシミが増えるのか?かゆみは何回も刺されることで感じるようになる?

2019年1月12日土曜日

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どうして紫外線を浴びるとシミが増えるのか?

紫外線はDNAにダメージを与えます。
実は、そのDNAがある細胞核のまわりにはメラニン色素があり、メラニン色素はDNAを紫外線から守っています。
なので、紫外線をたくさん浴びることで、メラニン色素がDNAを守るために増えていき、そのためにシミが増えていくということになります。

また、若いときにはシミはありませんが、表皮の深い部分にある基底層と呼ばれる部分でメラニンは存在しており、加齢とともに皮膚の表層にたまってきて、シミとして現れます。


若いときが年をとったときの肌を左右するということなのですね。

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かゆみは何回も刺されることで感じるようになる?

1946年のネイチャーに論文が元ネタだそうです。

イギリスから1回も外国に出たことがない人を集めて、イギリスにいない蚊に刺されてもらいました。
すると、即時型のアレルギーは起こらず、かゆみも起こりませんでした。
しかし、何回も刺されていると、だんだんとかゆみが起きるようになったそうです。

この研究から、何度も蚊に刺されるうちに、かゆみを感じるようになると言えるそうです。

とりあえず、海外で蚊に刺されてもかゆくはならないということなのかな。
他の病気は心配しないといけないけれど。

今回紹介した本


柿木隆介著、高森賢治監修(2017)『世界に「かゆい」がなくなる日』ナツメ社

自己紹介

あっきー

大学4年間で1,000冊読了。このブログでは、心理学、生き物などのオススメ本について紹介していきます。

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