本書を読んで、落合陽一さんが最近注目されている理由がわかりました。
考え方が今まで会ってきた人と違いすぎます!
特に、私はアートについての意識している人に会った経験が少ないので、落合陽一さんのアートの考えは新鮮に感じました。
第1章はQ&A方式で学ぶことについて、13の質問に答えています。
子供に「なぜ学校に行かないといけないの?」と言われたら?とか、英語はいつから習えばよいですか?などの質問に答えていました。
しかし、それでは当初のプランを著しく超えた成果物を生み出そうとする動機やきっかけを著しく減退させます。
そこで、予測不能なイノベーションを起こすために、アートという人文的な審美的な要素を入れることが必要になるそうです。
アートを学ぶことのメリットは、審美眼の多様さや普遍性、文脈への接続性、そして物事の複雑性を理解できることが挙げられます。
アートはどう鑑賞すればいいの?
アートを鑑賞するときはまっさらな心で見ることを本書では提言しています。
考え方が今まで会ってきた人と違いすぎます!
特に、私はアートについての意識している人に会った経験が少ないので、落合陽一さんのアートの考えは新鮮に感じました。
本書の内容
本書は3部構成となっています。第1章はQ&A方式で学ぶことについて、13の質問に答えています。
子供に「なぜ学校に行かないといけないの?」と言われたら?とか、英語はいつから習えばよいですか?などの質問に答えていました。
第2章は著者がどういう教育を受けて生きたのかについて書かれています。
幼少期は毎日違う習い事をしていたらしいです。それも自分がやりたいと言い出してだそうです。
第3章は「STEAM教育」について書かれています。
どうして「STEM教育」に「A=アート」が入ったのか知りたかったので、参考になりました。
なぜアートが必要なのか?
まず、「STEM教育」について説明します。
「Science(科学)」、「Technology(技術)」、「Engineering(工学)」、「Mathematics(数学)」の4つの要素が理工系では必要とされております。
その4つの教育を充実させていこうというのが「STEM教育」です。
しかし、最近では「Art(美術)」を加えた「STEAM教育」が言われるようになってきました。
しかし、最近では「Art(美術)」を加えた「STEAM教育」が言われるようになってきました。
「なぜ、理工系にアートが必要なのか?」
本書はそのことについて解説してあり、理解が深まります。
なぜアートが必要なのか?
STEM教育の場合、ある課題に対してどんな情報を集めどう処理するのか、その最適解を求めロードマップを作ろうとします。しかし、それでは当初のプランを著しく超えた成果物を生み出そうとする動機やきっかけを著しく減退させます。
そこで、予測不能なイノベーションを起こすために、アートという人文的な審美的な要素を入れることが必要になるそうです。
行き詰まった論理をブレークスルーするためのものとして使うためにもアート教育が必要になるということも書かれていました。
確かにノーベル賞を取るような人は芸術の趣味を持っていた人がいたと思います。
アート学ぶことがなぜ大事なのか
アートを学ぶことについても書かれていました。アートを学ぶことのメリットは、審美眼の多様さや普遍性、文脈への接続性、そして物事の複雑性を理解できることが挙げられます。
アートはどう鑑賞すればいいの?
アートを鑑賞するときはまっさらな心で見ることを本書では提言しています。
大事なのは自分の中に自分なりの観点、世界の見方を持ち、その視点でアートを鑑賞して、自分の中の文脈と照らし合わせて考えて、論理的に言語化することと、五感を使って感じたことをバランスよくすることです。
アートって鑑賞するのに知識が必要かと思っていたんですけれど、そうではなくて自由に鑑賞していいんですね。
今回紹介した本