本書は樺沢紫苑先生もホームラン本として、おすすめされていますよねー。
ワーキングメモリが不足することで起こること
- 意思力が弱まり、衝動的な行動をとりやすくなる。
- 集中力が低下する
- 選択が困難になる
以上のことがあげられると思います。
では、どんな原因があるか見ていきます。
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情報過多
ワーキングメモリは処理できる情報の数に限りがあるので、やることが多いと機能が低下してしまいます。
これはよく聞きますよね。
対策にはToDoリストを使うといいんじゃないかなぁと思います。
すぐ得られる満足感の誘惑
「ダイエット中なのにポテトチップスがある…」とか「節約中なのに衝動買いをしてしまう…」などの満足感が得られる欲求はワーキングメモリの機能に影響を与えます。
マインドフルネスで意思力を鍛えることでこれは対策できそう。
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時間がない
「時間がない!」と思うことで衝動的な行動を起こしやすくなります。
ストレス
身体的・精神的に疲れがあると、ワーキングメモリの機能が低下します。
これは、長時間歩いたときに自販機を使っちゃ足り、勉強がんばったあとのご飯を食べすぎちゃうというので経験があるなぁ
退職
会社を引退すると、今まで使っていた脳を使わなくなってくるので、思考能力が落ちてしまいます。
私の場合は、長期休みに入ったら頭を使わなくなるので、頭悪くなりそう(笑)
痛み
腰や膝の痛みなどの慢性痛を含め、すべての痛みはワーキングメモリの働きを阻害することが研究から分かったそうです。
たしかに痛みを感じることにワーキングメモリの容量が使われていそうです。
恋愛
ここが個人的には一番おもしろかった。
オランダのロドバウト大学のヨハン・カレーマンスの研究によると、魅力的な女性と短い会話をした後に男性にワーキングメモリのテストを受けてもらったところ、スコアが低くなる傾向があることが分かりました。
逆にハンサムな男性と会話した後の女性にはその効果は見られなかったそうです。
これはカレーマンスによれば、男性の方から話のきっかけをつくらなければと思うから、男性はワーキングメモリに負荷がかかりやすいからだと書かれていました。
でも、それなら魅力的な女性を使わなくて、魅力的でない女性となるべく話すようにしたら男性のワーキングメモリはどうなるのかが気になりますね。
それで、ワーキングメモリの機能低下するなら、男性は話のきっかけを作ろうとしたといえそうだけど、低下しなかったなら「魅力的な」女性と話すことに低下の原因があることが分かると思います。
罪の意識がありながらの快感(ネットゲーム、喫煙、過食)
ネットゲーム、喫煙、過食などの依存症になりやすい行動をしていると脳に変化が生じます。
すると、ワーキングメモリの機能が低下するそうです。
以上でーす。