書評ブロガーのあっきー(@AKKI_BOOK)です。
みなさん、ウミウシという生き物を知っていますか?
こんなやつです↓
「あっ!知ってるかも!」となったはず。
海に住むカラフルな生き物として知られていますよね。
最近、ウミウシに関する本を数冊読んだので、その本に書かれていたウミウシの面白情報についてまとめていきます。
目次
- どうして「ウミウシ」って名前なの?
- ウミウシはナマコの仲間じゃない!?
- ウミウシの種類の数は?新種がごろごろいるらしい!
- へんてこな名前のがたくさんつけられているぞ!
- おわりに
どうして「ウミウシ」って名前なの?
「ウミウシ」の語源って気になりますよね。ウミウシは「海にいる牛」なのでしょうか…?
この記事の初めの写真に載っているウミウシのように、ウミウシには頭に一対の触覚があります。
この触覚が牛の角のように見えるということからウミウシと呼ばれるようになりました。
あながち、「海にいる牛」ってイメージは間違ってなさそうです。
また、ウミウシは英語では「Seahare」と呼ばれており、日本語訳は「海の野ウサギ」という意味になります。
うーん、ウシよりもウサギの方がかわいらしい。
日本人より英語圏の人たちは名づけのセンスがありますね(笑)
ウミウシはナマコの仲間じゃない!?
さて、ウミウシは、一対の角がありますが、もちろんウシの仲間ではありません。「じゃあ、何の仲間なの?ナマコの仲間?」と疑問に感じます。
読んだ本には、ウミウシは巻貝の仲間と書かれていました。
そう、ウミウシは巻貝の仲間なのです。
「えー!殻がないじゃん!」
とボクも初めて知ったときは思いましたが、どうやら殻のなくなった巻貝だそう。
イメージとしては、カタツムリが殻が邪魔だから、殻を脱いでナメクジになったと思ってよさそう。
ウミウシの種類の数は?新種がごろごろいるらしい!
ウミウシは日本では約1200種類も見つかっています。日本のカタツムリが約800種類なので、それと比較しても種類数が多いですね。
しかし、ボクは将来のウミウシの種類はもっと増えるのではないかと思っています。
実は、この1200種類のウミウシが見つかったのは、ここ10年の成果が大きいとのこと。
この10年の間に、スキューバダイビングの技術と撮影機材が進歩してきました。
このおかげで、今まで小さくて見つからなかったウミウシがたくさん見つかっています。
小さいというのはどのくらいの大きさかというと、10mm以下だと思われます。
ウミウシって鮮やかな色をしていますが、4~35mmの大きさがほとんどっぽいので見つかりにくいみたいです。
今は、見つかるスピードが早いものだから、日本語の呼び方(標準和名)だけでなく、学名すらも決まっていないウミウシがたくさんいるそうです。
へんてこな名前のがたくさんつけられているぞ!
そんな名前が決まっていないウミウシがいる反面、名前が決まっているウミウシには面白い名前がつけられている種類が多くいます。例えば、キャラメルウミウシ。
このウミウシは全身がキャラメル色をしています。
また、イチゴジャムウミウシなんて名前のウミウシも存在しています。
写真を見るとイチゴジャムに混ざっていても知らずに食べちゃいそうなイチゴジャム色でした(笑)
他にも、キイロウミウシなんていう「まんまやん!」って突っ込みたくなるようなウミウシや、イチゴミルクウミウシというおいしそうな色のウミウシがいるそうです。
ウミウシの種類をクリックすると、グーグルの画像検索にページが飛ぶようにしたので、気になるウミウシがいたら、ぜひ見てみてください。
おわりに
どうでしょうか?「ウミウシっておもしろい!」ってなりませんか?
ウミウシのきれいな写真は以下の本で見ることができるので、手に取って楽しんでみてください。
正直、グーグルで出てくる画像よりも本の方が盛れているウミウシに出会えます(笑)