今回は、受験生は「まとめノート」、社会人には「読書ノート」の作り方のヒントを与えてくれる本を紹介します。
目次
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ノート編
吉永賢一(2010)『東大家庭教師の結果が出るノート術』あさ出版
⭐️⭐️⭐️
ノートを書くときの考え方、話の聴き方、ノートの取り方、頭への入れ方などを紹介しています。
特に、ノートを取るときの考え方で、ノートを書くときに「もったいない」の意識を捨てることは読んだ当時、ハッとしました。
「もったいない」の意識を捨てるために、ノートを破るというのは面白い。
塾で文字をぎゅうぎゅう書いている生徒にやらせたりしています。
他にも読書ノートを作るときのヒントにもなる内容が載っています。
セミナーに行ってノートを取ったり、今更だけどノートの取り方を知りたいという方にオススメ。
碓井孝介(2016)『頭のいい人は暗記ノートで覚える!』三笠書房
⭐️⭐️⭐️
本書は、イメージやチャートにしてノートにまとめる方法を提案しています。
その点では、記憶術の本にも似た内容になっていると思います。
「まとめノート」の作り方を迷っていた受験生の頃に出会いたかった本。
「読書ノート」の内容をイメージやチャートを使って覚えたいという方にもオススメ。
太田あや(2015)『東大合格生の秘密の「勝負ノート」』文藝春秋
⭐️⭐️⭐️
「勝負ノート」とは、テスト前に見る「まとめノート」のことです。東大生がどんな「まとめノート」を作っていたのか、多くの東大生のノートが紹介されています。
それぞれのつくり方が違うため、自分に合ったノートのつくり方が発見できると思います。
受験生にはためになること多し!ですが、「読書ノート」を書く人には参考になることは少ないかなと思います。
P.S.
私は受験生のとき、「まとめノート」を作っていました。
「まとめノート」には主にテスト前に見直したい自分が間違えやすいことを書いていました。
「まとめノート」には時間がもったいないという意見やまとめることが目的にならないようにというアドバイスがあります。
しかし、私は、たとえばテスト直前に見ることにメリットがあると思っています。